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本当に必要? その家電 進学や就職で一人暮らしを始めるときにまとめて揃えられる家電の「新生活セット」。本当に必要か、生活環境をチェックしてみましょう。自炊、コンビニ飯は割高になりがちです。単身者向けの飲食店の多いエリアなら調理家電を一切持たずに完全に外食で済ませるのもありです。地域によっては24時間営業のチェーン店、早朝から開いている食堂などが充実しているものです。家電を増やすと後の引っ越し費用、廃棄費用が負担になります。
家電の選び方 進学や就職で親元を離れて新生活を始めるタイミングではまとめて家電を買います。まとめて家電を買う次のタイミングは引っ越し、結婚、新居の購入になります。人生のうち数回です。進学や就職の時だと忙しい時期で家電を一点ずつ吟味する余裕がないかもしれません。まずは新生活家電セットを購入するのもアリです。コスパよく選んで購入する場合には生活するうえで 無いと生活に困る家電 > あると便利な家電 > 贅沢・楽しみな家電 の優先順位をつけて買いそろえます。利用目的に適合するかどうかの視点だけでなく、搬入・設置が可能か? 他の製品で代替可能ではないか? といった視点からも十分に検討します。

 無いと新生活に困る家電は、例えば一人暮らし家電セット5点(冷蔵庫:148L、洗濯機、レンジ、クリーナー、炊飯器)のようなもです。これは基本機能に絞った商品です。目新しい機能とかは無くて家電販売店のオリジナルブランドかいくつかのメーカーの商品が組み合わせてあります。主要家電店のエディオン、ケーズデンキ、ヤマダ電器、ヨドバシカメラ、ビックカメラを始め、アイリスオーヤマ、アマゾンなどでも用意されています。
 家族が増えて購入する家電も冷蔵庫、洗濯機、レンジ、クリーナー、炊飯器と種類は変わりませんがより大型に、高機能な商品が選ばれます。
家電店が監修している「家電の選び方」は基本的に上位モデルを購入するように書かれています。一人暮らしでは家電を使う回数も時間も大家族と比べたら少なくなります。他に代えが利くものは購入しないようにします。使用回数を考えてすべて揃えようとせずに最小限にします。(例:ホットプレート、ミキサー、コーヒーマシーン、トースター、こたつ、アイロン)
 外を歩けば数十メートルでコンビニや飲食店があり、生活動線上に選択肢が豊富にありました。私はある時思い切って1Rマンションに冷蔵庫を置くのをやめたら快適でした。冷蔵庫は普及率100%近い家電ですが無くても問題なく暮らせました。夏場に帰宅した時に冷蔵庫周辺が暑くなっていることを回避でき、電子レンジなども一切持たないのでシンプルな生活スタイルになりました。食材の買い置きをしないので急な付き合いや出張があってもロスが出ませんでした。
 そこまで割り切れないから家電が必要という場合でも2年以上の賃貸生活であれば家電付きは避けるのが吉。家電・家財付き賃貸は割高になります。周辺の同規模の賃貸よりも1~2万円は家賃が高く、退去時費用も高額です。安いからといって中古家電に飛びつくのも要注意です。型が古く電力消費が多かったり、すぐに壊れてしまって手間がかかることがあります。数か月で転居するのが確定している場合に活用するのが経済的です。
 賃貸から持ち家にチェンジするタイミングではこだわりの家電をそろえていくステージです。調理家電をそろえるのも充実した生活に繋がります。料理上手で1つの食材を上手に活用して何品も作れるような自炊生活ができれば低コストで嗜好にあった食事をとれます。もちろん時間がかかる料理は惣菜を購入したり、冷凍食品を活用します。実際には、同じ料理を大量に作ってしまって飽きて、ほとんど外食やデパ地下惣菜を買ってくるようなことになって割高になっていると思います。
 使用頻度が少なく、大半を保管しているような製品の購入はよく検討したほうが良いと思います。例えば、家庭用高圧洗浄機です。沿岸部で塩分を頻繁に洗い流す等の目的があれば良いのですが、全く使わないか、数年に1度冠水したときにしか使わないということも少なくありません。
家電の上手な買い方 価格は新製品の発表のタイミングで受注開始(予約購入)時が最も高いことが一般的で、半年や1年で後継機種が発表される頃にモデルチェンジに備えて値引きされて在庫処分価格になります。後継機種がほぼ同じ価格で発売されるときに前の機種は2~3割引になる程度です。20万円の家電を1年後に16万円で購入するのは得なのかどうかということです。なお、同クラスの後継機種が発売されず、そのまま併売して上位・下位モデルの投入でラインナップの拡充が測られることもあり、その場合には在庫処分は行われません。
エアコン、冷蔵庫のような物理的な機構が性能・機能を発揮する家電は、今より高性能なモーターや冷媒が開発されるまでは消費電力当たりの性能が大きく向上することは無いと考えてよいです。装置の大型化で冷却力を増やしていますので消費電力が増えます。
大型家電場合、設置を人に任せたいのか、自分でやりたいのかで購入を家電店のリアル店舗オンラインストア(ECサイト)を使い分けをしていたことがありましたが、近年はあまり意味を持たなくなりました。多くの家電店でも配送と設置は専門の協力会社へ手配する方式に変わっています。オンラインストアでも配送・設置を依頼できるのでどちらも可能になりました。ヤマトホームコンビニエンス株式会社の家電配送・設置を伴う暮らしのサポートメニュー登場で変わりました。配線・設置のみを依頼することも可能です。
家電の上手な使い方 タイマーやスマホ操作機能を活用すると時短、省エネできます。賃貸で予め設置されているエアコンでもインターネット接続リモコンでスマホから操作できます。

使用上の注意の基本
・取扱説明書に従う
・高温多湿、粉塵や油分が付着するような場所を避けて設置する。 ・濡れたままや、汚れたままにしない
・蓋や扉などの可動部分(開閉部)に負荷がかからないように取り扱う
・衝撃を与えない
・電源コードを引っ張らない(プラグの根元部分を持って取り外す)
・電源コードの抜き差し回数を減らす
・リモコンなどの乾電池の液漏れに注意する(低品質な電池は使わない、有効期限内の電池を使用する、電池切れを放置しない)
買い替えタイミング 不調になってきた家電は無理に使わずに買い替えします。家電は一般的に使用年数 7年前後に設計されていますので、超過している場合には、後継の製品を探しておき安くなったタイミングで購入、あるいは引っ越しのタイミングで廃棄して新しい製品を買います。電器製品は故障して動かなくなるならまだしも、漏電、火災や爆発を伴うことがあり、想定以上の損害が出す恐れがあります。同じものを長く使ったほうが環境負荷を下げられます。しかしながら修理料は同等品が購入できるくらいに高いので長期保証を付けていなければ修理は避けたほうが無難です。
家電の廃棄 オンライン購入などで廃家電の引き取りがされないことで手元に使用済みの家電が残ってしまうことがあります。まだ使える場合には中古買取やオークションに出品することも可能です。不要であれば自治体の粗大ごみの回収ルールを調べて捨てます。粗大ごみの回収対象外になっているリサイクルが義務付けられている家電は早めに手続きします。いざ引っ越しのタイミングで廃棄しようとすると指定日しか回収されなかったりして困ることがあります。単身で仕事勤めをしていると平日に粗大ごみの引き渡しのために在宅しなければならないのはかなり負担になります。

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更新履歴

2023年8月6日 更新(執筆:SENRI) 2023年5月30日 更新(執筆:SENRI)

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